東京厚生年金会館で「レザネ・フォール」を観てきました。ツレちゃん筆頭にマリコさん、わたるさん、さえちゃん、ゆりちゃん…OG大集合+俳優が福井喜一さんお一人だけ、という黒一点?(笑)の舞台でした。今日初日でこれから全国を回るそうなので、ちょっとネタばれなので以下畳んでおきます。…例によって無駄に長いです<(_ _)>。
梅芸製作の公演で、演出が宝塚の大野先生でこのメンバーなので、そりゃもうまんま宝塚状態?みたいた公演ですが、ちゃんと元男役の方も女性役です(笑)
唯一の男性、福井さんが狂言回しの役どころで、それに加えてわたるさんも狂言回し(と言っていいのかな?)パフォーマンス担当みたいな形で、ほとんど舞台に出突っ張り。で、わたるさんだけは性別なし?…プログラム見ると「レヴューダンサー、そして男装の麗人」って書いてあるけど、「夢魔の化身」ともあって、性を超越した存在でした…ただただすっごいカッコよかったです←そういう役なのに加えて、衣裳が超カッコイイ(はぁと)。
お話自体は、大野先生にしたらすごい単純明快に割り切って描かれてるようで、公式ページの筋書きにあるように、レヴュー小屋の紹介に絡めて、レヴューをそのまま芝居の中で見せてくれる…それも宝塚ファン的にはスタンダードナンバーばかりなので、ほんと耳馴染みが良くて懐かしさ満載…そういう舞台でした。
…え〜、平たく言うと、90年代半ばくらいの星組公演にツレちゃんが特出して(爆)それに最後30分くらいツレちゃんのショーが付いてる((爆))みたいな公演です。
でも劇中のレヴューや、二幕後半のショーのところに、宝塚のショーの定番のような楽曲が目白押しなので、ちょっとほんとに懐かしい。特にショーのところでのわたるさんとさえちゃんの「男のタンゴ」は、その後にマリコさんが出てくるし、この方達でこの楽曲はまんま「グラン・ブルー」で反則すぎだわ(爆)そういえばわたるさん、さえちゃんはそれぞれ地方公演でもやってたし…と思い出したら、二人とも黒燕尾が甦ってちょっとよけい懐かしくなりました←もちろん今回はぜんぜん違う衣裳だけど(爆)
芝居はほんとにこのあらすじ通りなので、純粋にレヴューを楽しめる公演だと思いますが、やっぱりツレちゃんオンステージな最後のところは圧巻。劇中の「愛の賛歌」もそうだけど、ショーの「New York,New York」「奥様お手をどうぞ」「ろくでなし」「セ・マニフィーク」のメドレーは圧巻以外の言葉が見つからない。おまけに「奥様お手をどうぞ」では客席下りしてお客さんをいじり倒し(笑)、一緒に踊っちゃうそのパワーが…あ、うちお一人は白城あやかさんです、って紹介しながら踊ってました…もうさすがツレちゃん。
しかしなぁ、「セ・マニフィーク」をこうしたショーの中の楽曲として聴くとは思わなかったので、それもマリコさん筆頭にみんな客席下りしてる中で聴いてると、これほんとに宝塚の公演でないのが不思議です。
でもって、衣裳がたぶんほとんど宝塚のお衣裳なんですよね。新調かな?というのは数点だと思えるくらい、ほんと既視感満載な衣裳で…でも、だからよけいレヴューが華やかで目も楽しいんです(^^)
で、今回目が釘付けになったのは、わたるさんの軍服風の燕尾ジャケットとさえちゃんのスペンサージャケット&マリコさんの最後の黒燕尾!!!まだ写真がどこにも上がってないみたいなので見せられないけど、わたるさんのはデザインもかっこいいけど、生地がステキ〜!で、普通の人なら脚がずっぽり全部隠れちゃうような(爆)超ロングスターブーツ姿に惚れ惚れ(はぁと)。さえちゃんのジャケットもデザインとインナー&皮のカマーバンドとの合わせ方がそりゃもうオシャレ。
それで本日の目玉の衣裳(爆)は、マリコさんの黒燕尾!出てきた瞬間、目が釘付け〜!かしちゃんのバトラーさんでした←あ、執事さんの衣裳を脱いだあとの黒燕尾(
コレ)です。
観たことあるのが多いなぁ、と思って観てた舞台だったけど、これがトドメでした(爆)
枝葉末節おまけ。
で、客席下りでこの衣裳を着たマリコさんをお近くでじっくり眺めたのだけど、マリコさん腕が長いんですね〜。2cmくらい袖を出されてました。←写真見るとわかると思うのですが、右腕にスパンが付いてるので袖出ししたとこにスパンを付けないとよくわかるんです(爆)そっか〜
春野さんは変わらなかったけど、結構違うんだ〜と思いました((爆))
以下、ちょっと後ろ向き加減なお話。
それで劇中劇のレヴュー場面で、マリコさんとゆりちゃんが「唯一度の」を歌いながらデュエットダンスをするシーンがあります。この歌いながら踊るところを観ていたら、なつめさんの舞台が甦り、思わず涙が込み上げました。
観客ひとりひとりに、それぞれの楽曲と結びついて色々な方の舞台がインプットされてると思います。楽曲と共に、こうやって記憶として残っていることが甦ることが多々ありますが、これが舞台を観る楽しさの一つでもあるし、こうして忘れないことが演じてくれた方へのオマージュだと思っています。
今はまだ切ないことの方が先に立ってしまうけれど、いつまでも永遠に褪せない記憶であってほしいと切に思います。